卒業生の声

小泉 勇人 氏(NEC(株)勤務、2012年度 修士課程修了)

小泉 勇人

私は内田研究室で3年間学び、現在SEとして働いています。研究室を選ぶ際に重要視する基準は色々あるかと思いますが、私が内田研を選んだ理由は、先生の授業のわかりやすさでした。内田研に入った当初は先輩の研究内容もレーザについても、授業で学んだくらいの知識しか無いため、話を聞いてもわからないことだらけでした。しかし先生や先輩方にわかりやすくサポートして頂きながらだんだんと基礎が分かってくるため、疑問点や工夫すべき点がわかってきて、徐々に研究の面白さがわかってくると思います。

また、内田研ではレーザ実験をするハードの環境とその解析/応用処理のためのソフトの環境両方があるため、どちらも試しつつ、自分に合った方法で研究を進められるのも(私はどちらもやり、気分転換にもなりました)。そして、希望すれば海外での学会発表もできる環境のため、研究のモチベーションにもなりました。

内田研はアットホームで、先生も先輩も仲が良く、気軽に話を聞けると思います。たまにスポーツや旅行なども企画して、みんなでストレス発散などもできました。

最後に、研究を振り返って大事だったかなと思うことは、手を動かして、疑問に思ったことを自発的に学ぶことだと思います。また、自分の成果を発表でアウトプットするのも大事なことですが、発表練習も先生にかなりサポートしてもらえます。どちらも、研究だけでなく社会にでてからも役に立つ、とても大事な姿勢だと思います。皆さんも大学生活の締めくくりとして、悔いのない卒業ができるような研究室を選んで下さい!

秋澤 康裕 氏(NTTソフトウェア(株)勤務、2012年度 修士課程修了)

小泉 勇人

内田研究室は、4年生の研究活動をサポートする体制(チーム制、輪講)が整備されていますし、先生を中心とした学生主体のディスカッション(ミーティング、研究報告会)も活発に行われているため、研究をスタートし、継続していく上で非常に良い環境でした。

研究室に入って良かったと思えることは、ここでは書ききれない程あるのですが、一番は国内外(アメリカ、スペインなど)の学会で多くの研究発表を経験できたことです。現地では研究活動の傍らに、様々な文化に触れることができ、とても楽しく良い思い出になりました。また、そうした研究発表に至るまでの過程として、多くの実験や数値シミュレーション、プレゼンテーションやディスカッションを経ており、そこで培った経験は社会に出た後も自身の力となってくれるものだと思います。

樋田 拓也 氏((株)日立システムズ勤務、2013年度 修士課程修了)

樋田 拓也

内田研究室では、研究だけではなく楽しい思い出もたくさんできました。

私は、大学院進学を考えていたため、学部と修士を含めた3年間の研究生活を考えて研究室を選びました。本学科は情報システム工学科であるため、授業ではプログラミングや数学、コンピュータの仕組み等を学ぶことが多かったと思います。しかし、内田研究室ではこれまで授業で詳しく扱っていない「レーザ」と「カオス」を組み合わせた研究を行っており、人があまりやっていない分野の研究をしたいと思っていた私の考えと合致しました。また、自分の研究成果を国内のみならず国外でも発表できること聞き、3年間の研究生活がとても楽しいものになるだろうと思い内田研究室の配属を希望しました。内田先生の授業を受けていて、わかりやすい丁寧な説明であった印象を受けていたことも決め手となりました。

研究室に配属された当初は、基礎からミーティングで指導を受けましたが、何もわからない私に先生、先輩たちが丁寧に教えてくれたことがとても印象に残っています。

また、研究報告会や学会発表の前には、プレゼンの練習を行い、資料の作り方、発表への準備を学ぶことができました。初めて聴く人に分かりやすい説明をするかを意識したプレゼンの仕方は、社会人になった今も役に立っています。

ここまで聞くと、研究しかやっていないのではないかと思うかもしれませんが、内田研究室では遊びもたくさん行います。スポーツでは、フットサルやバスケを行いました。また夏に行われるゼミ合宿では、毎年様々な土地へ行って遊びました。

このように研究も遊びも行なうことで、非常に楽しい3年間を送ることができました。

研究室に入る決め手となった学会発表も、国内では「愛媛」「宮古島」「新潟」、海外では「スペイン」で発表することができ、楽しい思い出がたくさん残っています。